『風の時代』のお金について
私が『風の時代』について情報を目にするようになって、凄く衝撃を受けたのはお金についてだ。
『地の時代』と異なり、所有する幸せから目に見えない物へ幸せの形が変わる。とは言え今すぐでなく徐々に…。
生まれた時からお金と言う存在により、生活が成り立ってきた私にとってお金を意識せず生きた事がない。ここ数年、スピリチュアルな記事を目にした際によく書いてある言葉↓
『地の時代』に染まり過ぎた私達は
⚫︎お金を苦労して得るものだと思っている
⚫︎お金があれば何でもできると思っている
私は、完璧にそう思っている。
だから、何か楽しそうだな、やってみたいなと思う事があってもまず考えてしまう事はお金の事だ。
「これをするのにお金はいくらいるのだろう?」
「これをしたからと言って、今後お金を稼げる事に繋がるのだろうか?」
フリーターと言う状況から抜け出したくて、自分のできる事を活かしてなんとか仕事に出来ないか?と悩む日々。人から、
「〇〇しても全然稼ぎにはならないらしいよ。苦労ばっかりだ。」
と言われれば、一気に気持ちが冷める。
お金を意識せず、好きな事に夢中になっている人が本当に羨ましい。
私は学生時代、全ての事がオール3。なんとか皆と同じように出来るよう頑張って、普通をキープしてきた私にとっての目標は、人並みの仕事に付き、生活できるようになる事だった。
人並みに出来るようになるのに必死過ぎて、自分の感情をずっと置いてきた。
だから、一つ一つに感情を持っているのかも、もはやわからない。
また、日本人は学校でも会社でも自分で判断すると言う機会が非常に少ない。
確かに、私が決めていい事があっただろうか?先生に、上司に確認して指示を仰ぐ生活でなかった日々が無い。
他人の指示を待ったり、人の目を気にしたりせず自分の心で判断するとはどう言う事なのだろう?
『風の時代』の波にのりたい。
でも、生活するのに、好きな事をするのに、お金を意識せず、自分の心のみで判断するという事が私には本当に難しい。
お金を一旦傍に置き、とことん好きで夢中になれる事に没頭する。
→心から幸せを感じる。
→素晴らしい人や物とのご縁があったり、好きな事が際立ち仕事にできる、
と言う今まででは考えられないような『風の時代』の法則にのってみたいのだ。
間違いなく、今までの生き方より幸せだ。
しかし、これを実践したいと思えば思うほど、自分がお金を意識せず行動出来ていない事に気付き悲しくなる。
独身だからなのだろうか?
自分の稼ぎで生活を切り盛りしなくて良い状況が私にはわからない。
既婚者が自ら働かず、お金を意識せず、自分の好きな事をしている事に羨ましいと言うより…自分で稼いだお金で好きな事しないのか…とさえ思ってしまう。
非常に小さな自分の心に恥ずかしくなる。
やっぱり私の中に、お金は自分で苦労して手に入れ、その中で生活し、老後の為に貯金し、少し残れば好きな事に使って良し。それはカツカツ生活が少し潤う程度…。
と言う固定概念が染みつき過ぎている。
ここ1.2年でお金に対する自分の考えに気付かされたし、この考え方でない人生が想像できない。
とりあえず、お金について間違いなく常識と思っていた事が、私にはあった。それに気づけた事でまず第一歩だと思っている。